前処理・分析のご相談ならエーエムアール(AMR)へ
CTC社製PAL3シリーズ「PAL RTC」は従来のオートサンプラーから進化した次世代型のロボットシステム。
オートサンプラーの基本的な機能に、様々なサンプル調製や前処理作業を追加することが可能です。
更には、オートサンプラー機能は用いず、独立したロボットとして作業を行うことも。
アプリケーションパッケージだけでなく、お客様ご希望のワークフローに合わせて
必要なモジュール類を組み合わせた独自のシステム構成とメソッドをご提供いたします。
もちろんパッケージ同士の組み合わせも可能(一部パッケージを除く)。
こんなことができたらいいのに、とお考えの際は、先ずは当社にご相談ください。
オートサンプラーからロボットへ進化した「PAL RTC」
PAL RTCで自動化可能なアプリケーションをパッケージで
様々なサンプル調製を自動化するツール&モジュール
PAL3 Series2「Smart Technology」
PAL RTC製品カタログ
PAL RTCアプリケーション資料
PALシリーズ バイアル、キャップ等消耗品関連
PAL RTCサポート情報
「PAL RTC(Robotic Tool Change)」は各種ハンドリングツールの自動交換機能を搭載。
液打ち、ヘッドスペース、SPMEといった基本的なGCへのインジェクションツールのほかに、ピペッターや希釈、ITEXなどのハンドリングツールも。
これらのハンドリングツールはPAL本体のパークステーションに搭載されます。
●パークステーションはハンドリングツールを3つまで搭載
●PAL本体にはパークステーションを最大2つまで設置可能
PAL3シリーズはお客様の要望に合わせて搭載モジュールをカスタマイズできるオンデマンドシステム。
ハンドリングツールのほかに加熱撹拌や遠心分離器、電子天秤など多岐に渡るモジュールをラインナップし、インキュベーション、希釈や分注、誘導体化、秤量といった様々なサンプル調製に対応いたします。
もちろん、オートサンプラーだけではなく独立したロボットとして作業を行うことも可能です。
これまでマニュアルで行われていたサンプル調製をPALで自動化し、ラボの生産性向上の実現へお手伝いいたします。
まずはサンプル調製工程のうちどの工程の自動化を行うのか、ご要望に合わせた仕様とワークフローを作成します。
PALで自動化可能なアプリケーション例もご用意しました。ぜひご参照ください。
PAL RTCアプリケーション
ワークフローをベースにし、お客様の必要なツールとモジュールだけで構成します。
メーカー純正のツールやモジュールの他にも、ニッチな要望を叶えるサードパーティ製品も続々登場。
PAL RTCのツール・モジュール一覧はこちらをご参照ください。
PAL RTCツール&モジュール
モジュールを搭載する横軸のサイズは850、1200、1600、2000mmでご用意。
購入後にモジュールを追加することもできるので、拡張性を考え大きめのサイズを選ぶことも可能です。
専用接続キットで主要メーカーのGCに対応(対応機種はお問い合わせください)。
また、インジェクションバルブを搭載しLCへのインジェクションも可能です。
その他の分析機器へのインジェクションについてはご相談ください。
エーエムアールでは働き方改革のひとつとして自動化システムの導入を提案しております。本動画ではPAL RTCの装置概要、一例として各種アプリケーションの自動化などを紹介しています。
自動化システムの導入をご検討の方はぜひお気軽にお問い合わせください
エーエムアールでは主要なアプリケーションをパッケージでもご用意しております。
装置構成やワークフローなどの詳細はアプリケーションのページをご覧ください。
各アプリケーションはパッケージでもご提供いたしますが、これらをベースにしてカスタマイズも可能。ニーズに応じたモジュール類を組み合わせて独自のシステム構成とメソッドを構築いたします。また、メソッドを変更すれば同じ装置構成のままで別のワークフローも実行可能です。
●液液抽出
Bligh&Dyer法など。誘導体化パッケージと組み合わせ、メタボロミクス前処理も可能
●誘導体化
GCのための一般的な誘導体化。誘導体化からインジェクションまでを自動化
●スタンダード調製
内標準物質を添加した検量線用標準液の調製など
●固相抽出
逆相・順相・イオン交換など様々なµSPEカートリッジ。QuEChERsにも対応
●フィルターバイアルによるろ過
自動ろ過からLCへのインジェクションまで
●SPME Arrowによる固相マイクロ抽出
内標準物質の添加~SPME Arrowによる抽出、GCへのインジェクションまで
●LCやGC等分析装置へのインジェクション
主要メーカーのLC、GCまたはGC-MSへ対応可能
食品安全性に関するアプリケーション
●MCPDおよびグリシジルエステル測定
●MOSH/MOAH測定(LC/GC)
例えば…
液液抽出 + 誘導体化 + GCへのインジェクション
スタンダード調製 + LCへのインジェクション
固相抽出 + LCへのインジェクション
など、複数のアプリケーションの組み合わせを1台のPALで動作できます。
PAL RTCは付属のソフトウェア「PAL Sample Control」でメソッドを作成、動作制御されています。
ソフトウェアで別のメソッドを作成すれば、同じ装置構成のまま別のワークフローを実行することができます。
PAL RTCを用いた、LC-MSオンライン分析での各種前処理自動化導入例を紹介します
PAL3プラットフォームシステムに基づいて構築されます。
液打ちやヘッドスペース、SPMEなどの基本的なGCへのインジェクションに対応したツールのほかに、サンプルの加熱・撹拌が可能なモジュールや遠心分離機、サンプル管理のためのバーコードリーダーをご用意。
メーカー純正のモジュールだけでなく、電子天秤や超音波洗浄器、液面センサーなど、ラボのニーズに応えるサードパーティ製品も続々登場しております。
PAL RTCの搭載可能モジュールは詳細ページをご覧ください。
リキッドシリンジツール
ピペットツール
ダイリューターツール
ボルテックスミキサー:サンプルの撹拌
デキャッパー:バイアルキャップの自動開閉
遠心機:サンプルの遠心分離
ヘッドスペースシリンジツール
ITEX DHSツール
SPME Arrowツール
アジテーター:サンプルの加熱・撹拌
ヒーテックススターラー:サンプル前処理やSPME Arrowでの加熱撹拌
SPME Arrowファイバーコンディショニングモジュール:SPME ArrowやSPMEファイバーのコンディショニング
2019年からPAL3はSeries2へと進化しました。動作スピードの向上のほか、シリンジの使用履歴の管理機能を搭載した「Smart Syringe」を採用しております。
PAL3システム専用のシリンジです。シリンジ上部にIDチップを搭載し、シリンジの使用履歴を残すことができます。
例えば…
・総ストローク数
・シリンジが使用された温度
・最初の使用日および最終使用日
・そのシリンジの使用者の設定
など
バイアル
10 mLスクリューバイアル
20 mLスクリューバイアル
10 mLクリンプバイアル
20 mLクリンプバイアル
キャップ
マグネットスクリューキャップ
マグネットクリンプキャップ
バイアル
0.3 mLバイアル
超低吸着0.3 mLバイアル(PS Vial)
キャップ
セプタム付キャップ
スリット入セプタム付キャップ
チューブ
1.5 mLプロテオセーブチューブ(PS Tube)
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