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誘導体化自動化システム

GCの上に設置し、誘導体化からインジェクションまで自動化

誘導体化法とは、難揮発性もしくは熱安定性に欠けるサンプルを、誘導体化試薬と化学的に反応させることで揮発性・熱安定性を持った誘導体に変化させGC-MSで測定する前処理法です。
PAL RTCはGCの上に設置し、誘導体化からインジェクションまでのフローを自動化可能です。
また付属のソフトウェアでメソッドを作成するので、サンプルを順次調製しインジェクションします。このため、バッチ処理に比べて各サンプルの反応時間を一定に合わせることができます。
さらにオーバーラップ機能により(前のサンプルを分析中に次のサンプル調製を開始する)処理時間の短縮を実現いたします。

誘導体化法フローを自動化

PAL RTC:誘導体化自動化の装置構成

1:試薬添加用と注入用にリキッドシリンジ2種
2:2種の溶媒(水系と有機溶媒など)の組み合わせが可能なウォッシュモジュール
3:GC用接続キット。主要メーカーのGCに接続可能です(対応機種はお問い合わせください)
4:サンプルラックおよびプレートを室温で保管するトレイホルダー
5:サンプルの加熱・撹拌用モジュール(温度範囲:40~200℃、回転数:250~750rpm)
6:サンプルの混合・抽出のための撹拌用モジュール(撹拌速度:250~2000rpm)

誘導体化ワークフロー例

 
油脂中の脂肪酸自動分析評価の
ワークフロー

1 リキッドシリンジツール(1):メチル化試薬Aを250µL添加
2 リキッドシリンジツール(1):メチル化試薬Bを250µL添加
3 アジテーター:インキュベーション
4 リキッドシリンジツール(1):メチル化試薬Cを250µL添加
5 アジテーター:インキュベーション
6 リキッドシリンジツール(1):抽出試薬を500µL添加して混合
上層をGCにインジェクション

 
オキシム化とトリメチルシリル化の
ワークフロー

1 リキッドシリンジツール(1):50µLメトキサミン塩酸塩添加(20mg/mLピリジン溶液+内標)
2 ボルテックス・アジテーター:メトキシム化
3 リキッドシリンジツール(1):25µL MSTFA添加
4 ボルテックス・アジテーター:TMS誘導体化
5 リキッドシリンジツール(2):1µLインジェクション


サンプルを順次調製し、GCへインジェクション可能。また、
オーバーラップ機能で時間短縮も
PAL RTCのオーバーラップ機能による誘導体化前処理の時間短縮に関する詳細はこちら
オーバーラップ機能を用いた誘導体化前処理~分析の効率化

アプリケーション資料

そのほか追加モジュール例

遠心機(3種)

メーカー純正品のほか、Prolab社製の遠心機も搭載可能です。
CTC社製(Combi):2000xg
CTC社製(2mL):5000xg
Prolab社製:3000G

使い捨ての専用ピペットチップと
バイアルキャップの自動開閉モジュール

ピペットツールと専用のピペットチップを用いてバイアルへの分注も可能です。生体試料を扱う際にもキャリーオーバーなくご利用できます。
また、バイアルキャップの自動開閉が可能なモジュールで必要な時だけバイアルのキャップを開けるためサンプルの蒸発を抑制します。

メタボロミクス前処理として液液抽出~誘導体化の自動化も

液液抽出のパッケージと組み合わせ可能

メタボロミクスにおいてGC-MSで代謝物測定をする場合には、液液抽出で抽出したサンプルを誘導体化させる必要があります。
液液抽出の装置構成に、加熱・撹拌方モジュールとGC接続用キットを追加すれば、
液液抽~誘導体化~GCへインジェクションまでの一連の工程を自動化することが可能です。
また、生体試料を用いる際はキャリーオーバーを防ぐために使い捨てのピペットチップも搭載可能です。
誘導体化パッケージに関する詳細はこちらのページをご覧ください。

導入にあたってはユーザー様のサンプル調製工程のうち、どの工程の自動化を行うのかご要望に合わせた仕様とワークフローを作成いたします。
自動化をご検討中の方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

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PAL RTC関連資料