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M3エミッターおよびMnESIプラットフォームを用いたLC/MS分析によるマルチオミクス(プロテオミクス、メタボロミクス、リピドミクスなど)で、ヒト血液サンプル、哺乳動物細胞、宿主細胞タンパク質、CHO細胞培養培地、抗体薬など少量の生体サンプルの分析が可能になります。
ネイティブMS、ボトムアッププロテオミクス、ターゲットプロテオミクス、およびショットガンリピドミクスなどのアプリケーションノートを紹介いたします。
MnESIプラットフォームではコンベンショナルLCの流速(50~500μL/min)でナノESIを実現し、感度を10倍向上することが可能です(LOQ:~100ng/mL →10ng/mL)
ネイティブなタンパク質の分析おいては、MnESIプラットフォームでキャピラリSECカラム(0.3mm x150mm)を使用することによりハイフローSECカラムを使用したLC/MSに比べ感度が10倍以上向上し、且つナノESIによりタンパク質のネイティブな状態を保ったままイオン化することが可能です。
タンパク質複合体をネイティブな状態で解析するには現在ではLCを使用しないスタティックなナノESIが使用されていますが、MnESIプラットフォームではマイクロフローSECカラムに接続してネイティブLC/MSが可能になります。クライオ電顕サンプルのスクリーニングに用いることも可能です。
E3エミッタを使うことにより5 μLのヒト血漿サンプルから高感度で577種の脂質の同定と定量が可能です。
MnESIプラットフォームを用いてマイクロフローLCでナノESIを行うことにより、農薬のような低分子を高感度でLC/MS解析することが可能となります。
イオンペア逆相クロマトグラフィLC/MSによる75merのt-RNA解析において、M3エミッタを用いることでより高感度で、かつより高いcharge stateで解析することが可能になり、より大きく長いオリゴヌクレオチドの解析が可能となりました。