前処理・分析のご相談ならエーエムアール(AMR)へ

直接分析イオン源 DART

サンプルを前処理なしでかざすだけ
瞬時に質量分析できる大気圧直接イオンソース

大気圧直接イオンソースDART®は、サンプルを前処理することなく、直接イオン化ガスにかざすことにより簡便・迅速にMS測定を行うことができます。固体・液体・気体サンプルを広い極性範囲でイオン化・分析が可能です。

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DARTウェビナー配信中!

島津サイエンス西日本株式会社様主催ウェビナー
「みんな気になる?におい分析を究める知恵袋」からAMR講演パートを公開しました

ウェビナー概要
2021年11月25日に開催された島津サイエンス西日本株式会社様による「みんな気になる?におい分析を究める知恵袋」よりエーエムアール講演パート「リアルタイム質量分析でにおい分析」を公開いたしました。DART®、SICRIT等直接イオン源を用いたにおい分析の事例を紹介しております。

■ウェビナー視聴はこちらから(Youtube AMR Channel

島津サイエンス西日本株式会社様ウェブサイト

株式会社島津製作所主催ウェビナー
「1時間で分かる直接イオン化質量分析 DART-MS」

ウェビナー概要
ある日,クレーム品として上がってきた製品… そのまま不良部を分析できる方法があります。DART-MS(ダートマス)と呼ばれる最新の異物解析法を使えば,不良部を直接,簡便,迅速,詳細に分析が可能です。本セミナーは従来の異物解析手法をおさらいしつつ,皆様の異物解析を強力にサポートするDART-MSを紹介します。(株式会社島津製作所様ウェブサイトご案内より)

■ウェビナー視聴はこちらから(外部リンク)

本動画のご視聴には、株式会社島津製作所 会員制サービス「Shim-Solutions Club」へのご入会が必要です。
詳しくは会員制サイトSolutions Navigatorをご確認ください。
https://solutions.shimadzu.co.jp/solnavi/solnavi.htm

DART® and mosquito: ultra-low volume deposition of samples improves target signal to noise and decreases matrix suppression with DART-MS

ウェビナー概要
Ideal for researchers involved in High-Throughput Experimentation (HTE) bioanalytical analysis, biocatalysis, synthesis monitoring, nanoscale chemical synthesis and routine analysis of 96 and 384 well plates.

■ウェビナー視聴はこちらから(外部リンク)
■ウェビナーのQ&Aはこちら(PDF)

The New DART Source: How Upgrading to JumpShot Technology Can Solve Common Ambient Ionization Problems

ウェビナー概要
Tired of dealing with the same ambient ionization limitations? Looking to save time and money with your analysis?
If yes, join this brief 15 minute webinar to get a brief overview of IonSense's latest upgrades and the new DART source, JumpShot Technology. Learn how the unique pulse gas capability of JumpShot helps overcome the common ambient ionization challenges, and learn how you can use these new capabilities to expand your applications and analyses even further!

■ウェビナー視聴はこちらから(外部リンク)

特 長

  • DARTは物質の表面を大気圧下でイオン化・サンプリングでき、特別な前処理を必要としない新しいタイプの質量分析用イオン源
  • DARTは固体、気体、液体などサンプル形状を問わず直接分析が可能で、幅広い極性の化合物のイオン化に対応
  • 変性しやすいサンプルでもリアルタイム分析なので変性する前に測定可能
  • 前処理なく測定できるため不溶性・難溶性サンプルを溶解する必要がない
  • APCIベースのソフトイオン化で塩の影響を受けにくい
  • プロトン化分子、脱プロトン化分子が生成されやすい
  • 連続的に測定することで変化の瞬間をモニタリングできる(フレーバーリリース、レトロネーザルアロマの分析など)

前処理なしでサンプルを直接かざすだけで測定

測定の様子(例)
左から、とうがらしのカプサイシン、レモン、樹脂中の難燃剤やフタル酸エステル

分析例

ウコン錠剤の分析(超高速な極性切り替え)サプリメント

健康食品として用いられるウコン錠剤のマススペクトルを示します。

正負イオン同時スキャン測定により、ウコンの有効成分であるクルクミン由来のピークが、
正イオンモードでm/z 369に[M+H]+、負イオンモードでm/z 367に[M-H]-と、同時に検出されました。

正負イオンを同時に検出することにより、目的成分を確実に固定することができます。

リン光材料Ir(piq)3の分析 有機EL材料

有機EL材料として用いられるアルミニウム錯体およびイリジウム錯体のマススペクトルを示します。

いずれも正イオンモードで分子量関連イオンが検出されました。

拡大スペクトルではイリジウムに特徴的な同位体パターンが再現されており、金属錯体などの確実な同定に寄与します。

※有機EL材料は東京化成工業様の試薬製品を使用しました。イリジウム錯体は東京化成工業様製品コードT2685、アルミニウム錯体はT2238になります。

青色顔料Pigment Blue 15の分析 顔料

青色顔料のひとつであるPigment Blue 15のマススペクトルを示します。

正イオンモードで[M+H]+(m/z 576)が検出されました。

顔料は一般に溶媒に溶けにくくHPLCやLC/MSでの測定が困難ですが、特別な前処理を必要としないDARTでは簡単に測定することができました。

カタログ、関連製品資料

下記よりカタログ(PDF)をダウンロードいただけます。

アプリケーションノート

下記より関連資料、アプリケーションノード(PDF)をダウンロードいただけます。
DART®イオン源は、ブルカージャパン株式会社(Bruker Corporation)の製品になります。

実例紹介

■サイレントチェンジ対策
■製品中コンタミの直接分析
■天然物の直接分析
■簡易直接成分分析
■毒物・危険物のスクリーニング
■血液、尿、臓器そして血液中の違法薬物の簡易分析
■添加剤・コンタミの直接分析

動画

製品の使い方を動画で解説しております。
DART-OS Attachment(装着方法)
Craft Beer Quality by DART-MS(ビールの測定)

測定風景ーDARTで測ってみました

DARTで測ってみました Vol.5
~製品劣化の分析編(エンジンオイルの分析)~

株式会社島津製作所 高速液体クロマトグラフ質量分析計 LCMS-9030を使用
https://www.an.shimadzu.co.jp/lcms/lcms9030/index.htm

DARTで測ってみました Vol.4
~異物解析編(金属板上に付着した油性ペンのインク・グリース)~

株式会社島津製作所 高速液体クロマトグラフ質量分析計 LCMS-9030を使用
https://www.an.shimadzu.co.jp/lcms/lcms9030/index.htm

DARTで測ってみました Vol.3
~プラスチック編(ペットボトルキャップ・3Dプリンタフィラメント)~

株式会社島津製作所 高速液体クロマトグラフ質量分析計 LCMS-9030を使用
https://www.an.shimadzu.co.jp/lcms/lcms9030/index.htm

DARTで測ってみました Vol.2
DARTで測ってみました Vol.1