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EVOSEP社は「臨床プロテオミクスを100倍強固に、10倍高速化」を信念として新しいソリューションを開発しています。「Evosep One」は、従来のHPLCとは異なるコンセプトを持つ革新的なHPLCとして作られました。
EVOSEP ONEでは、専用ステージチップ「Evotip」によりキャリーオーバーなくダイレクトSPE注入が可能なため、MSとカラムの汚れを最小限にでき、プロテオミクス分野でさらなるハイスループット化を実現します。
メーカー主催によるウェビナーでEVOSEP ONEの最新製品情報や最新アプリケーションなどを紹介しています。
オンデマンドでいつでもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。※メールアドレス等の登録が必要な場合がございます
EVOSEP社によるEVOSEP ONEのシステム概要、ユーザーによる最新データ紹介など。※メールアドレス等の登録が必要です
本ウェビナーではシングルセル解析などに最適な最新メソッド「Whisper」について紹介いたします。
EVOSEP社では下記サイトでASMSでのプレゼンスの概要を公開しております。
ASMS 2022 HIGHLIGHTS: ROBUST AND HIGH-THROUGHPUT ANALYSIS WITH ULTRA-HIGH SENSITIVITY
EVOSEP+は標準的なプラットフォームに特殊なアプリケーションを追加しました。
EVOSEP ONEの臨床研究の可能性を広げる新たなメソッド群を紹介します。特化したメソッドの範囲を拡大しながらも、使いやすさ、スピード、堅牢性、感度など、Evosep社が大切にしているコンセプトでこれらのメソッドを提供し続けます。
EVOSEP+はダイナミックな環境であり、新しいアプリケーションへのシンプルなソリューションを継続的に提供します。
EVOSEP ONEは専用のステージチップ(Evotip)を使用します。
Evotipはサンプルバイアルとトラップカラムの機能を併せ持った使い捨てのチップです。これにサンプルをロードして脱塩・洗浄後、Evosep OneにEvotipをセットします。不純物はステージチップに吸着したまま残るため、オートサンプラーがコンタミネーションすることなくEvotipからサンプルを直接注入できます。
超微量サンプルでも高いペプチド回収率およびタンパク質同定数が向上。Whisperメソッドを用いたシングルセル解析に最適です。
特定のアプリケーションに対応する高感度分析用メソッド「EVOSEP +」では、シングルセルプロテオミクス解析用「Whisper」など、臨床研究のプラットフォームの可能性を広げるためのメソッドラインナップです。
EVOSEPは特化したメソッドの範囲を拡大しながらも、使いやすさ、スピード、堅牢性、感度など、Evosep社が大切にしているコンセプトでこれらのメソッドを提供し続けます。
※データは2023年6月現在のものです。メソッドの内容は、機器やメソッドの改良に伴い変更の可能性がございます
ENDURANCEラインはスタンダードなメソッド用カラムです。周囲温度下で、堅牢で再現性のあるパフォーマンスを実現します。
PERFORMANCEラインはより良い結果を得るために、より小さい粒子径の充填剤を採用しています。システムの背圧を管理するためにカラムオーブンの使用を推奨します。
Low pressure pumps
①サンプルは、再現性良く精密なA、B溶媒グラジエントを用いてEvotipから溶出されます
②溶出されたサンプルにC、D溶媒を追加して、1分析分に最適化されたグラジエントストレージループにオフセットします
※A、B、C、Dポンプは低圧送液なため、液漏れや摩耗が最少で高い堅牢性が得られます
High Pressure pump
③ストレージループに形成されたPre-formedグラジエント溶液は高圧ポンプでアイソクラティック送液されるため、高い再現性と堅牢性を有します
1日あたり60サンプルを迅速に高分離で分析
21分のグラジエントモードでサイクルタイムはわずか24分。1日60サンプルを高分離で連続分析することが可能。
Data courtesy: Dr. Philipp Geyer, Max Planck Inst., Martinsried
ロバストにハイスループット
高流速での再平衡化と、Evotip前処理により連続1500injection後でもキャリーオーバーが0.05%。
Data courtesy: Dr. Philipp Geyer, Max Planck Inst., Martinsried
100種類の血漿プロテオーム
優れた再現性
血漿100サンプルを21分のグラジエントモードで解析し40時間で完了した。任意に選択した6ペプチドのリテンションタイムは優れた再現性を示す。
Data courtesy: Dr. Philipp Geyer, Max Planck Inst., Martinsried
Deep Proteomes
フラクションコレクターを併用し、約1万蛋白同定
100µgHela消化物をhigh pH逆相分配クロマトグラフィで46フラクションに分取し、各フラクションを21分グラジエントモードで解析した。分析時間は18.4時間で約1万蛋白質を同定した。
Data courtesy: Dorte Bekker-Jensen, CPR,Copenhagen
・スプレー位置は固定式で、調整が不要
・耐久性の高いDreamSprayチップを採用(パックドカラム、モノリスカラム)
・ESIカラム使用時も、アシストガス効果でスプレー耐久性が格段に向上
・アシストガス効果によりピーク高さの再現性が上がり、定量性アップ
・チャコールフィルターで大気中由来のシロキサンを除去し、S/N比が向上(チャコールフィルターに代わり、ABIRDの代用も可能)
・オイルミストや塵をカットし、MSへの影響を低減
※ラボ環境によります
※写真の仕様は一例です
When to use Evosep One? |
多数の生体サンプルを ハイスループット解析 |
●例:1300の患者血漿検体の研究 |
堅牢なルーチン分析 |
●臨床試験 ●バイオマーカースクリーニング ●バイオ医薬品生産のための宿主細胞タンパク質アッセイ |
Deep Proteomics |
●Fractionation(46~60)と組み合わせDDA/DIA・PRMモードで約1万タンパク質同定 |
Why Evosep One? |
高い信頼性と生産性 |
●手動によるサンプル調製のステップを減らし、人為的ミスのリスクと貴重なペプチドの損失を減少 ●Evotipは脱塩に使用され、サンプルがプリロードされたプレカラムとして機能する ●不純物は使い捨てのEvotipに留まるのでキャリーオーバーがない ●独自のPre-formedグラジエントによりシステムの摩耗や破損が少なくなり、システム稼働時間が長くなる |
MS稼働率の向上 |
●分析カラムやMSの汚れがないためシステムの稼働率が高く、洗浄時間も短い ●独自のポンプ機構による迅速なシステム平衡化 ●流速は0.6 μL/min~2.0 μL/minで安定したスプレー(ESI) |
上記よりPDFがダウンロードができない場合は下記リンクよりご覧ください。
・EVOSEP ONEカタログ
IMPROVING PROTEOME COVERAGE IN SHORT LC GRADIENTS
Orbitrap Exploris 480 mass spectrometer for high-throughput analyses using the Evosep One
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