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高温GPC 1260 InfinityⅡ High Temperature GPC

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「InfinityⅡ HT GPC」は室温から220℃の温度条件に対応
ポリオレフィン等の超高分子分析も可能な高温GPCマルチ検出システム

「1260 Infinity Ⅱ HT GPC」は完全一体型の高温GPC/SECシステムです。
インジェクションバルブ、カラム、最大3台の検出器を介して廃液まで、一体型カラムオーブン内で加熱します。温度範囲は室温から220℃で、ほとんどのポリマーや溶媒に対応可能です。サンプルフローパス全体を最高220 ℃まで加熱できるため、サンプルの溶解性を維持し、沈殿したサンプルのつまりに起因するダウンタイムを低減します。また、デュアルゾーンオートサンプラーは独自設計によってサンプルの熱による劣化を防ぎます。
低ボリュームフローセルを備えた各種の検出器により拡散を低減、バンドブロードニングを最小限に抑え、優れたクロマトグラムを提供します。標準搭載の示差屈折計のほか、必要に応じて粘度検出器、デュアルアングル光散乱検出器を搭載でき、ポリオレフィン分析をはじめとして幅広い高温GPCアプリケーションに対応します。
エーエムアールではアジレント・テクノロジー社のパートナー会社として、GPC/SEC関連製品の販売とサポートを行っております。

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トリプル検出器

示差屈折計(Refractive Index Detector)

カラムから溶出するポリマー分子の濃度を測定
・ポリマーチェーンの長さの分布
・カラムキャリブレーションに使用したスタンダードに対する相対分子量


粘度検出器(Viscometer)

溶液中のポリマー分子の粘度を測定
・ユニバーサルキャリブレーションによる”絶対”分子量測定
・構造測定(Mark - Houwink - 桜田プロット、幅広い分子量にわたる精密な分岐測定、コンフォメーション)
・長鎖分岐の直接測定


光散乱検出器(Light Scattering Detector)

15°と90°の2角度でポリマー分子による単色レーザー光の散乱を測定
・カラムキャリブレーションを必要としない絶対分子量
・分子サイズおよび回転半径(Rg)の精密測定


装置の安全性に配慮

ソフトウェアによる簡便な装置制御と溶媒管理はオペレーターの安全性に配慮

HT GPCシステムは直感的で包括的なPCソフトウェアによる柔軟なシステム管理が可能です。安全性を重視し、ラボの外からリモート操作が可能です。
インターフェースは色分けされたグラフィックにより使いやすさを追求しています。メイン画面からモジュールをクリックして、実行パラメータを変更します。流量、温度、オートサンプラーシーケンスを素早く簡単に更新することができます。
時間予測機能はサンプルの測定に必要な溶媒の量を計算します。システムを開始したい日と時間を入力し、オートサンプラカルーセルをロードすれば、システムが自動で実行します。
溶媒送液モジュールの設計はコストとオペレーターへの安全性に配慮されています。モジュールには一体型デガッサを備えたAgilent 1260 Infinityポンプを搭載。溶媒送液モジュールは30℃に温度制御されおり、溶媒が粘性または固体に近い温度でも、効率的かつ連続的で再現性のある溶媒供給を保証します。リーク検出機能を備えており、自動シャットダウンによりオペレーターの安全性を確保します。
システム内のマルチヒーター強制空気オーブンは非常に安定しており、温度を1時間あたり±0.05℃未満に正確に制御します。これにより検出器のベースラインドリフトを最小限に抑え、GPC分析で非常に重要である、再現性のある保持時間が保証されます。


装置構成ー完全一体型カラムオーブン

示差屈折計・粘度計検出器・光散乱検出器のトリプル検出器をカラムオーブン内に搭載、
注入から廃液まで加熱でき、サンプル溶解性を維持

一体型カラムオーブン

カラム、インジェクションバルブ、検出器を統合し、正確にコントロールされた一体型カラムオーブン。300mm×7.5mmのカラムを6本まで収納可能。オーブン内のアクセスがしやすく、カラムの交換と定期的なメンテナンスが簡単になりました。
●最高温度:220 ℃ ●温度安定性:±0.05 ℃


検出器

示差屈折計(標準)
粘度検出器(オプション)
デュアルアングル光散乱検出器(オプション)

スタンドアロンポンプ

1260 Infinity Ⅱポンプ、溶媒送液モジュール

0.07%RSDの再現性を持つ高精度のアイソクラティックポンプを搭載。内蔵デガッサにより粘度の高い溶媒でも精密に送液し、リテンションタイムの再現性を確保します。溶媒ボトルの設置スペースは装置外になるため制限がありません。※周囲環境による
周囲温度に近いTHFだけでなく、140 ℃を超える温度のTCBでも、0.1%RSD未満という優れたフロー再現性を実現します。


デュアルゾーンオートサンプラー

オートサンプラーは、熱劣化を最小限に抑えるデュアルゾーン加熱を特徴としており、ホットゾーンとウォームゾーンは、周囲温度~220 ℃までの温度条件で独立して制御可能です。インジェクションを待つカルーセル内のサンプルは、低い保持温度に維持され(Warm Zone)、インジェクション前に分析温度まで加熱されます(Hot Zone)。
バイアルはカラムオーブンに移され、注入前にサンプルが熱平衡化されます。これにより、ベースラインの乱れを最小限に抑え、サンプルの沈殿のリスクを低減します。
カルーセルには2 mLバイアルを40本を搭載可能です。1% RSD以上のインジェクション精度で、サンプル間のクロスコンタミネーションがなくバイアルを洗浄する必要がありません。

40バイアルのカルーセル
アルミニウム製クリンプキャップ、ガラス製2mLバイアル
インジェクション前にサンプルをゆっくり撹拌
2ゾーン加熱でサンプル劣化のリスクを最小限に抑制

HT-ELSD(オプション)

オプションで高温蒸発光散乱検出器を追加可能です。
示差屈折計の約12倍の感度


アプリケーション例:GPCによるポリオレフィン分析

ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン分析に
最適なシステム、カラムをラインナップ

HT GPCは高温でのポリオレフィン分析に対応したシステムです。アジレント社製GPC/SECソリューションではポリオレフィン分析に適した分析装置、前処理装置、カラム、スタンダード等を提案しております。詳細はお問合せください。

ポリオレフィンサンプルの溶解に。サンプル前処理装置
Agilent 1260 Infinity Ⅱ High Temperature Sample Preparation System
超高分子量ポリマー分析&高温GPC用カラム
InfinityLab PLgel Olexis
PLgel 20μm MIXED-A

アプリケーションノート:GPC/SECによるポリオレフィン分析

GPC解析ソフトウェア

データの取り込み、GPC解析、レポートの作成まで、ひとつのソフトウェアで可能

Agilent GPC/SECソフトウェアでは、データの取り込み、GPC解析やレポート作成まで、ひとつのソフトウェア上で実行が可能です。
示差屈折計、粘度検出器、光散乱検出器など、あらゆる検出データを処理可能で、分子量分布や各平均分子量の計算などポリマーサンプルの特性解析が簡単に行えます。
本ソフトウェアは常温GPCおよび高温GPCシステムどちらのシステムにも対応し、さらにアジレント社製以外の一部機器でも使用可能です。対応機種など詳しくはお問合せください。


製品カタログ


その他Agilent社製GPC/SEC関連製品

エーエムアールではアジレント・テクノロジー社の日本国内におけるパートナー会社として、GPC/SEC関連製品の販売とサポートを行っております。
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