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クロマトグラフィーカラムと質量分析計の接続部は、LC-MS システム全体の性能を左右する重要なポイントです。 Generation 4 Aurora Series® カラムでは、金属プロファイルを低減した再設計された XT カセットを採用することで、分析全体を通して一貫したイオン化条件を維持する優れたスプレー安定性を実現しています。
これによってサンプル中のターゲット化合物の検出が、より安定し信頼性の高いものになります。シグナル変動が抑えられることで、定量精度が向上し、低存在量ペプチドの検出能力も改善されます。
その結果、プロテオームカバレッジはより包括的になり、定量データへの信頼性も大きく高まります。

最もお問い合わせの多かったキャピラリーフロー領域に対応するため、IonOpticks は Generation 4 Aurora Series® キャピラリーフローカラムをラインナップに加えました。現代のプロテオミクスワークフローで扱われる複雑なサンプルに対し、より効率的に解析できるよう設計されています。
各分析から長期的な研究プロジェクトまで、安定した性能を維持します。リテンションタイムやピーク形状の一貫性が保たれるため、継続した解析でも信頼できる結果が得られます。

高性能なプロテオミクス解析において、温度制御は再現性の高い高品質な結果を得るために欠かせません。
HeatSync™ は研究者によって設計され、研究者のために作られた温度制御エコシステムであり、そのデザインは国際的な Good Design Award でも評価されています。
この統合型の加熱ソリューションは、これまで温度制御が困難だったワークフローにも対応し、操作の複雑さを取り除きます。サステナブルな設計と直感的な操作性により、プロテオミクス研究の現場で扱いやすく、装置の操作ではなく研究そのものに集中できる環境を提供します。


Aurora Generation 4は新たに採用した1.7 μm粒径のC18固定相により、ペプチド保持力が向上、より多くのペプチドを結合するため、少ないサンプル量でも良好な同定結果を得られる高分離能なカラムです。
また、デッドボリュームを除去するように開発された独自の設計「nanoZero®」デザインも、耐圧>1,700 barの高耐圧へと改良されています。
Auroraシリーズのカラムはすべてエミッタチップと一体型になっており、Generation 4ではカラム長さ60cmの「FRONTIER」、25 cmの「ULTIMATE」、15 cmの「ELITE」、5 cmは内径150μmの「RAPID150」と内径75μmの「RAPID75」と5種のカラムで、ESIとCaptive Spray Insert(CSI)をそれぞれラインナップしています。
また市販の様々なトラップカラムとの互換性が向上しています。
Auroraカラムの独自設計であるnanoZero®フィッティングは、プレカラムデッドボリュームを排除するよう設計されており、さらにGeneration 4では1,700 bar以上の高耐圧を保持するよう改良されました。
またエミッタ一体型のカラムデザインは今回の改良により、異なるカラムや製造バッチ間でも、より優れた寿命とスプレー安定性を実現し、カラム寿命が向上しました。
Auroraカラムはユーザーフレンドリーな構造で簡便に接続することができます。
※背圧が上昇するためご使用にはカラムオーブンの使用を推奨します


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| 品番 | 品名 |
| 4-15075C18-XT | Aurora Elite (15cm x75μm ID) XT / AUR4-15075C18-XT |
| 4-25075C18-XT | Aurora Ultimate (25cm x75μm ID) XT / AUR4-25075C18-XT |
| XTFLXAD01 | Aurora XT adapter for Nanospray Flex source / XTFLXAD01 |
| 4-15075C18-XT-STPK | Aurora Elite (5cm x75μm ID) XT / AUR4-15075C18-XT-STPK |
| 4-50150C18-XT-STPK | Aurora Frontier (5cm x150μm ID) XT / AUR4-50150C18-XT-STPK |
| 4-25075C18-XT-STPK | Aurora Frontier (25cm x75μm ID) XT / AUR4-25075C18-XT-STPK |




| 品番 | 品名 |
| 4-15075C18-XS | Aurora Elite (15cm x75μm ID) XS / AUR4-15075C18-XS |
| 4-25075C18-XS | Aurora Ultimate (25cm x75μm ID) XS/ AUR4-25075C18-XS |
| XSITK01 | XS Installation Toolkit / XSITK01 |
| 4-150150C18-XS-STPK | Aurora Elite (5cm x75μm ID) XS / AUR4-5075C18-XS |
| 4-50150C18-XS-STPK | Aurora Elite (5cm x150μm ID) XS / AUR4-50150C18-XS |




| 品番 | 品名 |
| 4-15075C18-CSI | Aurora Elite (15cm x75μm ID) CSI / AUR4-15075C18-CSI |
| 4-25075C18-CSI | Aurora Ultimate (25cm x75μm ID) CSI / AUR4-25075C18-CSI |
| 4-60075C18-CSI | Aurora Frontier (60cm x75μm ID) CSI / AUR4-60075C18-CSI |
| 4-5075C18-CSI | Aurora Rapid (5cm x75μm ID) CSI / AUR4-5075C18-CSI |
| 4-50150C18-CSI | Aurora Rapid (5cm x150μm ID) CSI / AUR4-50150C18-CSI |
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| 固定相 | C18 |
| カラム長さ | 60 cm / 25 cm / 15 cm / 8 cm / 5 cm |
| 粒子径 | 1.7 μm |
| ポアサイズ | 120 Å |
| 耐圧 | 1,700 bar |
| 温度制限 | 60 ℃ (Low pH) |
| pH範囲 | 1~8 |

加温することで溶媒粘度を下げ、安定送液が可能となります
¥1,100,000~(税別)
1本のカラムで8回のプロテオミクス測定を実行した結果です。数百回のインジェクションでも安定した測定結果を得ることが可能です。

Auroraカラムは、従来のロングカラムと比較して一貫して20~25%ほど多くのタンパク質の同定を実現します。負荷と平衡化の時間を短縮しながら、同定数を増やします。
下記は、エミッターチップ一体型Auroraカラム(25 cm × 75 µm)と、従来の他社製のカラム(50 cm × 75 µm)をエミッターなしとエミッター統合型で、それぞれ1µg Hela セル トリプシン消化の結果の比較です。サンプルはThermo Q-Exactive Plusで測定しました。

それぞれ異なる製造ロットのAuroraカラム2本による、200 ng Helaセルトリプシン消化のベースピーククロマトグラム。サンプルは55 ℃、400 nL / minで5 %から35 %Bで90分間のグラジエント、Thermo Q-Exactiveで測定。結果は、2本のカラムの保持時間とピーク分離能が一致していることを示している。
※Aurora Generation 2での測定です

200 ngのHelaトリプシン消化をそれぞれ異なるグラジエント(17分間、90分間)と、2種のカラム長さで測定。縦軸は、各条件でそれぞれ同定されたタンパク質およびペプチドの数を表し、短いグラジエントでも、高い同定数を示している。Bruker timsTOF Proで測定。
※Aurora Generation 2での測定です

500 ngのリン酸化ペプチド(TiO2)を濃縮した急性骨髄性白血病細胞のトリプシン消化物を70回インジェクションし、カラムの堅牢性と寿命をテストした。 サンプルは55 ℃、400 nL / minで5 %から35 %Bで90分間のグラジエント、Thermo Q-Exactive HF-Xで測定。 1回目、35回目、70回目のリテンションタイムとカラム分離能はそれぞれ一貫した結果を示している。
※Aurora Generation 2での測定です

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Phosphoproteomics using Aurora columns helps identify mechanisms of conformational plasticity.
詳細はメーカーHPをご覧ください