ライフサイエンス分野における研究・分析のご相談ならエーエムアール(AMR)へ

DART

大気圧直接分析イオンソース

サンプルを前処理することなく、直接イオン化ガスにかざすことにより簡便・迅速にMS測定を行うことができます。固体・液体・気体サンプルを広い極性範囲でイオン化・分析が可能です。

DART.jpg

特 長

  • DARTは物質の表面を大気圧下でイオン化・サンプリングでき、特別な前処理を必要としない新しいタイプの質量分析用イオン源です。
  • DARTは固体、気体、液体の直接分析が可能で、幅広い極性の化合物のイオン化に対応します。
  • LCMS-2020/LCMS-8030/LCMS-8040の高速スキャンスピード(15,000u/sec)、高速極性反転(15msec)により、ループタイム1sec以下でマスズレのない確実なスペクトル・定性情報が得られます。
  • LCMS-IT-TOFを用いた精密質量MSn測定による構造解析も可能です。
  • ESIプローブを装着したままでDARTの取り付けが可能です。ESIなどほかの大気圧イオン化へ瞬時に切り替えられ、ただちにLC/MSに変更して使用できます。

前処理なしでサンプルを直接かざすだけで測定

分析例

RoHS規制物質の迅速プレスクリーニングシステム

改正RoHS指令による規制物質の迅速プレスクリーニング分析が可能なシステムです。
詳細はこちらから。

 

ウコン錠剤の分析(超高速な極性切り替え)サプリメント

健康食品として用いられるウコン錠剤のマススペクトルを示します。

正負イオン同時スキャン測定により、ウコンの有効成分であるクルクミン由来のピークが、
正イオンモードでm/z 369に[M+H]+、負イオンモードでm/z 367に[M-H]-と、同時に検出されました。

正負イオンを同時に検出することにより、目的成分を確実に固定することができます。

リン光材料Ir(piq)3の分析 有機EL材料

有機EL材料として用いられるアルミニウム錯体およびイリジウム錯体のマススペクトルを示します。

いずれも正イオンモードで分子量関連イオンが検出されました。

拡大スペクトルではイリジウムに特徴的な同位体パターンが再現されており、金属錯体などの確実な同定に寄与します。

※有機EL材料は東京化成工業様の試薬製品を使用しました。イリジウム錯体は東京化成工業様製品コードT2685、アルミニウム錯体はT2238になります。

青色顔料Pigment Blue 15の分析 顔料

青色顔料のひとつであるPigment Blue 15のマススペクトルを示します。

正イオンモードで[M+H]+(m/z 576)が検出されました。

顔料は一般に溶媒に溶けにくくHPLCやLC/MSでの測定が困難ですが、特別な前処理を必要としないDARTでは簡単に測定することができました。

製品資料

下記より製品情報PDFをダウンロードいただけます。

DART Corona++オプションを見る

概要
・ニードルに電圧を印加することによりプラズマジェットが発生します。
・プラズマジェット中にサンプルをかざすことで、イオン化効率が10~1000倍に上昇します。
・ポジティブモード・ネガティブモード双方で利用可能です。
・インターロック搭載により、危険時にブザーとランプにより警告します。NEW

関連資料

下記より製品の関連資料PDFをダウンロードいただけます。

実例紹介



■前処理なしの血液サンプル直接分析
■製品中コンタミの直接分析
■天然物の直接分析
■残留農薬の一斉直接分析
■簡易直接成分分析
■毒物・危険物のスクリーニング
■血液、尿、臓器そして血液中の違法薬物の簡易分析
■添加剤・コンタミの直接分析


動画

製品の使い方を動画で解説しております。