前処理・分析のご相談ならエーエムアール(AMR)へ
塗料、コーティング、接着剤業界は、持続可能で機能化された高性能の配合物に対する需要の高まりに直面するために、効率の向上と原材料のコスト削減を求めています。
ラボオートメーションシステム「CHEMSPEED」は、これらの業界へ研究開発・品質管理の高スループットおよび高アウトプットな自動化ソリューションを提供します。
製品開発のための原材料の配合や、配合された塗料を基盤に様々な手法で塗装、そして製品のテスト・特性評価まで一連のワークフローを自動化するシステムをラインナップしており、これらの任意の組み合わせによりプロセス全体の効率、品質、多様性、および標準化が大幅に向上します。
塗料の原材料配合
塗装作業
テスト・特性評価
塗料、コーティング剤
接着剤
バッテリー(OPV、OLED)
CHEMSPEEDは、R&Dにおける各ステップをオートメーション化するプラットフォームシステムです。
サンプル前処理から合成、プロセスリサーチ、処方開発、テスト(品質管理)といった複雑で高精度を求められる工程において、それぞれの実験のために開発された高機能モジュールをラインナップ。多様なオプションと組み合わせることで、ユーザーのニーズに合わせた独自の自動化装置としてご提供いたします。
本動画はChemspeed TechnologiesによるR&DおよびQCラボの自動化・デジタル化に関するウェビナ―に日本語字幕を追加したものです。
製造メーカーChemspeed Technologiesでは様々な業界における研究開発の自動化をテーマにウェビナーを開催しております。過去に開催されたウェビナーはアーカイブでご覧いただけます。
The IBM and Chemspeed collaboration opens doors for a new era in synthetic chemistry with wide implications for the pharmaceutical and chemical industry.
Teodoro and his team push the boundaries of AI-driven lab-automation at IBM Research Europe and have successfully implemented predictive retro-synthesis in silico with the autonomous execution by a Chemspeed automated synthesis workstation.
The cosmetics industry is experiencing a historic disruption. This requires timely adaptation in R&D and QC due to harsher regulations and fast changing formulations.
Data driven high-throughput experimentation is enabling accelerated screening within pharmaceutical companies. New data science tools combined with machine learning are being implemented to efficiently tackle multivariate reaction optimization challenges.
Melodie Christensen, from Merck & Co., Inc., and UBC will give an overview of the use of automation in her Data Rich Experimentation (DRE) lab and her move towards autonomous reaction screening in conjunction with digitalization.
We are pleased to announce Dr. Jost Göttert and Dr. Christian Schmitz from the HIT Institute of Surface Technology based at the Hochschule Niederrhein in Krefeld.
Our guests will present recent advances in digital chemistry related to high throughput experimentation and machine learning which enables acceleration and optimization of coatings formulation development.
They will illustrate their “iHIT Solution Engine” process with practical examples, and discuss how to use the Digital Model Information.
ACCELERATED MATERIALS DISCOVERY ENABLED BY SYNTHETIC SYSTEMS Dr. Alan Aspuru pushes the boundaries of autonomous lab work by combining computation, machine learning and workflow solutions. Together with collaborators around the globe he conceives platforms with the ability to self-optimize their output and, bit by bit, decrypt the art of chemistry.
Alan will present a DARPA-funded collaboration involving the groups of Lee Cronin, Jason Hein, Bartosz Grzybowski and Marty Burke that aims to create self-driving laboratories and make better optoelectronic materials. We will discuss the project alongside recent progress in AI for chemistry.
CHEMSPEEDには塗料の研究開発の自動化に大きく分けて3つのソリューションがあります。原材料をフレキシブルな条件設定で配合可能な「Fomulation」、配合された塗料のさまざまな塗装作業を自動で行う「Application」、塗料の品質管理のための各種試験・特性評価を行う「Testing」。これらのシステム同士を組み合わせて、配合、塗装、テストまでを完全自動化する「FLEXSHUTTLE」という大型な自動化システムを構築することも可能です。
FORMAX PAINTS AND COATINGS
FLEX POWDERDOSE
FLEX SPRAY
FLEX DRAW DOWN
FLEX SPIN COATING
FLEX SPRAY COATING AIRBORNE
FLEX HEAT CURING
FLEX RHEO
FLEXSHUTTLE QC
FLEXSHUTTLE COLMATCH
FORMAX PAINTS AND COATINGSでは、粉体や高粘性液体などの原料でも高精度に秤量・分注が可能なハンドリングツールと高機能処方ベッセルで、塗料やコーティング剤、接着剤など複雑な配合ワークフローを求められる製品開発において、分注量や粘度、pH、温度、攪拌速度など各種条件を正確にコントロールされた配合が可能です。
FORMAXの処方モジュールは、個別に制御された高精度のワークステーションで構成されています。
各ワークステーションには、ベッセル/ブレンダー、フィードベッセル、シリンジポンプが設置され、温度、粘度、pH、攪拌速度などの条件設定をそれぞれ独立した制御が可能で、さまざまな配合方法に対応します。
・1台のワークステーションに配合容器は最大6つまで搭載可能(150 mL)
・マグネチックスターラーとジャケット温度制御(最大90℃)を備えた最大6つの供給容器(50 mL)※低粘度のプレミックス調製にも使用可
・pHプローブの簡単な統合
・オプション:容器ごとにピストンシリンジポンプを備えたポンプモジュールを追加可能(シリンジのデフォルト容量は1mL)。シリンジポンプの外部バルブヘッドに接続されたチューブにより、精密容器技術で製剤を処理しながら、半連続的な基質の移動または連続的な成分の添加が可能
容器の材質はステンレス鋼。その他の材料はご要望に応じて選択
プラットフォームには最大36機を搭載
個別制御の攪拌と掻き取りにより、高精度な混合、溶解、乳化力を実現し、均質性の残留を回避
加熱、冷却、還流、撹拌などをしながら、ベッセル内に粘性液体や粉体を自動秤量分注が可能(1,000 Pa.sで最大6,000 rpmまたは600+ rpmまでの撹拌※撹拌性能は仕様により異なります)
多彩なスターラー・スクレーパーを使い分け可能(ディゾルバーディスク、ローターステーターなど)
スクレーパーは交換可能、撹拌速度は両方向で20~200rpm(非流動性ペーストを使用した乳化プロセスで推奨)
加熱・冷却の温度範囲は-20℃~250℃、還流の温度範囲は冷却溶媒に依存
精密熱量測定(精密熱量プローブ1W)
pHの測定や制御、粘度測定/レオメトリー
脱気、抽出、蒸発のための真空接続
さまざまなガス供給(例:不活性ガスまたはその他のガス)
事前処方容器の幅広い選択肢(磁気的に攪拌、振とう、加熱、冷却された容器、反応器、高圧反応器、使い捨てバイアルなど)
配合された塗料の塗装を自動で行います。スプレーによる吹き付け、ローラー塗り、スピンコーティングなど各種塗装方法に応じたシステムをラインナップしております。
スプレー塗装は、多くの利点を提供する人気のある塗布技術です。 CHEMSPEED FLEX SPRAYではさまざまなワークフローでエアボーンスプレーを使用し、塗料を自動で塗布します。
FLEX SPRAYによる塗装では多くのパラメータを調整できます。
・スプレー空気圧
・サンプル吐出スピード
・先端開口部サイズ
・噴霧距離
・スプレーオーバーラップ
・軸速度
・吹き付けパターン
・スプレー噴射(ラウンド/ワイド)
・SBSからA4まで、さまざまな基板サイズに塗装可能
金属製のバーが平らな基板上にウェットフィルムの塗布を行います。他のアプリケータータイプ/ギャップサイズ、およびコンタミネーションを防ぐための使い捨てチップが利用可能です。 塗料、コーティング、化粧品、接着剤、バッテリーペーストなどに使用します。
スピンコーティングによる塗料塗布。
空中スプレーによる塗料塗布。
水平方向の熱硬化と乾燥を提供します。 室温から250℃までの温度範囲が利用可能です。
動画はこちら(外部リンク)
(左から)バーコードリーダー、基板のハンドリングおよび保管、容器のハンドリング・保管、キャップの自動開閉
塗料の品質管理のため、さまざまなテストや特性評価を自動で行います。下記は実行可能なシステムの例
Rheology
Inhomogeneity
pH Adjustment
Foam Analysis
Rub-Out / Rub-Up
Imaging
Viscosity Adjustment
Tack Cure
Dirt Pick-Up Resistance
Spectrophotometry
Haze / Gloss
Contrast ratio
Sheen
Nanoindentation
Wash-ability / Chemical Resistance
Burnish Resistance
Scrub Resistance
Block Resistance
Thickness
Adhesion
Hardness
Surface Quality
Solid content
Tint Strength / Color Acceptance
Whiteness / Yellowness
レオロジー測定の自動化システム。吸引、分注、測定、洗浄、データ取得まで1つのシステムで行います。
防振設定
形状のアクティブ洗浄
データの簡単なエクスポート
再現性のあるサンプルディスペンシング
洗浄液の消費量を最小限に抑える
品質管理とテストのための統合型ワークステーション
調合と調色(色合わせ)を自動で行うシステム
製品に関する詳細はお問い合わせくださいませ
CHEMSPEEDはお客様のワークフローに合わせた独自のオートメーションシステムとして構築します。R&Dの各ステップのために開発されたシステムや多彩なロボットツールなどを下記ページにてご紹介しております。
粉体の自動分注を用いたサンプル前処理自動化
合成(スクリーニング)自動化ソリューション
プロセス開発自動化ソリューション
処方開発自動化ソリューション
CHEMSPEEDロボットツール一覧