【ウェビナー】「反応スクリーニング、反応最適化、End-to-end NMRデータ解析の全自動化」(Chemspeed)

この度、製造元メーカー「Chemspeed」が 2025年4月30日(水)午前0時00分(JST)にウェビナーを開催します。
※Chemspeedはスイスのメーカーの為、日本時間では深夜の開催となります。
セミナータイトル : 反応スクリーニング、反応最適化、End-to-end NMRデータ解析の全自動化
スピーカー :
Dr. Saskia Krieg
Heidelberg Universityで化学の博士号を取得し、2021年よりBrukerに勤務。メソッド開発者として、EPRとNMRの産業応用に注力。 EPRを用いた食品中の酸化防止剤含有量の測定から、NMRの自動スペクトル分析まで、幅広い業務に携わる。
Dr. Bradley Schmidt
Iowa State Universityで無機化学の博士号を取得し、触媒合成と反応スクリーニングに従事。オートメーション・ケミストとしてキャリアをスタートさせ、最終的には事業開発へと転身した。材料科学分野の顧客と緊密に連携し、顧客第一のアプローチで、手動ワークフローから自動化プラットフォームへの移行を支援してきた。
自動化による化学プロセス最適化の新たな標準
化学の研究開発において、プロセスの最適化は、生成物の収率や品質、時間効率、コストなど、さまざまな要素に大きく影響します。これは、産業界における工業的な研究開発のみならず、学術的な環境においても重要な課題となっております。近年では、実験計画法(DoE)や逆合成アルゴリズムを用いた反応条件の最適化が広く活用されていますが、従来の手作業による実験は、時間がかかる上、人為的なミスや再現性の欠如といった課題がありました。
Chemspeed自動合成・プロセス研究ワークステーションの導入効果
Chemspeedの自動化ワークステーションは、これらの課題を解決し、以下のような高度な自動化を実現いたします:
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オペレーターに依存しない並列実験の実行:DoEで定義された複数の反応条件を自動で同時に試験します。
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完全自動のワークフロー:反応準備から実行、ワークアップ、分析までを一貫して自動で行います。
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長時間の連続運転が可能:研究者の勤務時間外でも、実験を継続的に実行することができます。
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柔軟なリアクター構成:複雑な装置構成にも対応可能で、さまざまな研究ニーズに応じた運用が可能です。
NMRとの統合による分析の自動化
反応性能の評価において、出発物質・生成物・副生成物などの定量・同定を可能にするNMRスペクトロスコピーは、極めて重要な手法です。
Chemspeedの自動化プラットフォームと、**ブルカーのベンチトップNMR「Fourier 80」**を連携させることで、次のような高度な自動化分析を実現いたします:
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Chemspeedのワークステーションが、トランスエステル化反応やカップリング反応(Suzuki、Buchwald、Heckなど)を完全自動で並列実行します。
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所定のタイミングで、分析用のアリコートが採取され、Bruker Fourier 80によりNMRデータが取得されます。
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BrukerのACP(Advanced Chemical Profiling)ソフトウェアが、NMRデータを自動で解析・処理します。
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解析・処理を経て最適化された反応条件を使用して、Chemspeed AutoSuite(ソフトウェア)が実験指示をワークステーションに出します。
このように、反応の実行から解析・最適化までを一気通貫で自動化することにより、科学者が本質的な研究に専念できる環境を提供いたします。
ウェビナー視聴はこちらから事前にご登録下さい。
CHEMSPEED製品ページ
● 前処理
Chemspeed SWING
Chemspeed CRYSTAL
● 分離・精製・合成
Chemspeed SLT/Autoplant
Chemspeed Formax
Chemspeed FLEX POWDERDOSE
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