ASMS (American Society for Mass Spectrometry・米国質量分析学会）

開催地： ボルチモア（Baltimore）
開催期間： 2025年6月1日（日）～6月5日（木）

"オレンジコーナーでEvosepに会いましょう"

" 今年も質量分析に携わる科学者たちが一堂に会する、年に一度の最大規模のイベント「ASMS」が近づいており、私たちは心から楽しみにしています。今年の開催地はボルチモア。皆様にお会いし、最新の取り組みをご紹介できることをとても楽しみにしています。

ブース番号 #309 にて皆様をお迎えしています。ぜひお立ち寄りいただき、皆様の現在の研究について意見交換できれば幸いです。

また、朝食セミナー、Evosepユーザーミーティング、そしてホスピタリティスイートも開催予定です。今年の特別テーマは、きっと皆様のご期待を超える内容となることでしょう！  EVOSEP "

EVOSEP ユーザーミーティング : 考えるためのヒント(Food for thought)

プロテオミクスは現在、効率性とユーザーフレンドリーさを追求する新たな技術へのパラダイムシフトを迎えており、急速に進化しています。Evosep Oneは、ハイエンド質量分析技術の進歩と相まって、この分野の変革に重要な役割を果たし、1日あたり数百のサンプル分析を可能にしてきました。その結果、ハイスループット・プロテオミクスにおけるボトルネックは、サンプル調製へと移行しており、自動化されたEnd-to-Endのワークフローによる堅牢なパイプラインが求められています。

私たちはこの機会を活かし、必要最低限の量のみを消化するようにワークフローを小型化しました。これにより、ペプチド消化物をEvotipに直接ロードし、サンプル保存からLC-MS解析までを完全に統合することが可能となっています。このアプローチは、酵素やプラスチック消耗品の使用量を大幅に削減できるため、コスト効率が高く、持続可能性にも配慮された設計です。

本講演では、標準的なプロテオミクスのためのさまざまなワークフローをご紹介します。これらは、標準的なタンパク質ライセートの消化や血漿ワークフローなど、複数のリキッドハンドラーに適用可能です。

EVOSEP 朝食セミナー

質量分析を基盤としたプロテオミクスは、近年、感度・堅牢性・スループットのいずれにおいても桁違いの進歩を遂げています。本発表では、私たちの最新の成果であるDeep Visual Proteomics（DVP）ワークフローについて報告いたします。このワークフローは、AIによる細胞のセグメンテーションと分類、レーザー顕微解剖、そして詳細なプロテオーム解析を統合したものです。

新たに開発されたEvosep Whisperグラジエントは、非常に高い分離能を実現しており、Orbitrap Astralとの組み合わせにより、わずか数個の細胞相当量での高感度な分析が可能となっています。また、スループットは1日あたり数百プロテオームにまで拡張できます。

この技術が精密医療をすでに実現しつつあり、疾患解明にも貢献していることを、本講演では具体的にご紹介いたします。

EVOSEP ホスピタリティスイート

◆EVOSEP ONE製品ページ

EVOSPEメーカー主催ウェビナー続々開催中、オンデマンドでも視聴可能

ASMS2024