第67回質量分析総合討論会のお知らせ

来月5月15日(水)~17日(金)、「第67回質量分析総合討論会」がつくば国際会議場エポカルつくばにて開催されます。
エーエムアールは企業展示のほかに、第1日目のオーラルセッション、第2日目のランチョンセミナーとポスター発表にて参加いたします。
今年のMS学会は新製品「SICRIT」「EVOSEP ONE」を中心に紹介!
ランチョンセミナーでは最近エーエムアールで取扱いを開始した2つの新製品の紹介、装置の実例やアプリケーションを取り上げます。
1.大気圧イオンソース「SICRIT」

スクリーニング及び定量に用いることが可能な高感度かつ
汎用性の高い新規大気圧イオン化法の紹介
ソフトかつ主にMH+を生成するSICRITイオン化法は、専用のガスや液体の供給を必要とせず各種質量分析計に取り付けが可能です。LC, GC, SPMEやレーザーアブレーションとの組み合わせ、もしくはサンプル前処理なしの直接分析を行うことができます。農薬の分析や呼気の分析などの実例と共に紹介予定です。
2ナノHPLCシステム「EVOSEP ONE」

キャリーオーバーのない多検体プロテオミクスを可能にする
ハイスループットナノHPLC EVOSEP ONEの技術およびアプリケーションの紹介
多くの検体を処理しなければならない臨床プロテオミクスでは、そのスループット性とクルードな検体によるシステムのコンタミネーションが大きな問題でした。臨床検体の測定では一度に同じ条件で多くの検体を測定する必要がありますが、1検体分析に時間がかかると多くの臨床検体を処理するときに検体の質的変化の可能性や、さらに、カラムや質量分析装置が多検体解析でコンタミネーションを起こしてしまい多検体解析に限界がありました。EVOSEP ONEは、これらの問題を解決する画期的な前処理と分析方法を搭載したナノHPLCシステムです。Dream Spray Ion source(AMR)やScanSpeedに速い質量分析装置と組み合わせることで、多検体の臨床検体をハイスループットで高感度分析することが可能にします。本講演ではそのメカニズムおよびアプリケーション(Clinical Proteomics, Deep Proteomics, DIA SWATH, SRM)を紹介予定です。
■日時:5月16日(木) 12:30~13:30
■会場:C会場 101
ランチョンセミナーのタイムスケジュール等の詳細はこちら
★チケットについて
セミナーへのご参加には参加チケットが必要となります。枚数限定となりますのでお早めにお受け取りください。
■配布場所: エントランスホール エスカレーター付近
■配布時間: 第1日目9:15~10:00、第2日目8:45~9:30
上記時間以降も指定配布場所および弊社ブースにてチケットを配布いたします。
企業展示ブース
企業展示ブースではブース番号24番で展示予定です。
企業展示詳細はこちら
SICRITとEVOSEPに関して質問などございましたら展示ブースの弊社スタッフへお気軽にどうぞ!
また上記製品以外にもAMR定番製品のイオンソースDARTや、働き方改革による自動化のニーズが強いPAL-RTCやChemspeedの各種資料もご用意しております。
会期中はぜひ弊社ブースへお立ち寄りくださいませ!
このほかに弊社アプリケーションによる研究活動報告もございます。
ポスター発表
Direct SPME-MS Screening of Various Compounds such as Pesticides, PAHs and Contaminants in Waste Water Using SICRIT Soft Ionization Source」
SICRITイオン源とSPMEを組み合わせたPAHなどの一斉分析アプリケーションの紹介です。
ポスター発表の詳細ページはこちら
オーラルセッション
第1日目のオーラルセッションでは来日予定のPlasmion社のJan氏がSICRITについて、また、横浜市立大学の関本先生と弊社アプリケーションの坂倉が口頭発表をいたします。
「SICRIT: A New Sensitive and Versatile Ion Source for Both, Screening and Quantitation」
D会場(202)18:20~18:40
「アルゴンガスを利用したアンビエント直接イオン化法」
D会場(202)18:40~19:00
オーラルセッションの詳細ページはこちら