エーエムアール株式会社 > AMRレポート > 第71回日本質量分析総合討論会にて展示出展およびランチョンセミナーを開催いたします
学会・展示会

第71回日本質量分析総合討論会にて展示出展およびランチョンセミナーを開催いたします

AMRレポート

5月15日~17日開催予定の「第71回日本質量分析総合討論会」で企業展示とランチョンセミナーを予定しております。
ご参加の際はぜひ当社ブースおよびランチョンセミナーへお立ち寄りくださいませ。

【新製品】アルゴンガスを利用したアンビエントイオン源「DCDI」が登場!
ランチョンではプロテオミクス・メタボロミクス最新情報を紹介予定

第71回質量分析総合討論会

会期:2023年5月15日(月)~17日(水)
会場:グランキューブ大阪(大阪府大阪市北区中之島5-3-5)
主催:一般社団法人 日本質量分析学会
https://www.mssj.jp/conf/71/

展示内容

「DCDI」NEW!!
エーエムアール直接分析ソリューションに新しいアンビエントイオン源が加わりました。「DCDI」はエーエムアールと横浜市立大学の関本先生による共同開発したイオン化法(特開2017-045571)を利用したイオン源です。イオン化用ガスにはアルゴンガスを利用し、暗流放電によるイオン化を行います。固体、液体、気体などを測定でき、またこれまでのイオン源と比較して導入しやすい価格帯で提供をいたします。価格、対応MSなど詳細はお問い合わせください。
「SICRIT」
「SICRIT」は揮発性成分の高感度分析を可能とするイオン源です。香気成分のリアルタイム分析や呼気分析などにご活用いただけます。
「DART」
「DART」は固体、液体、気体など様々なサンプルを前処理不要でかざすだけで質量分析を行えるイオン源です。
プロテオミクス用ナノHPLC「EVOSEP ONE」
EVOSEP ONEはプロテオミクス分野でさらなるハイスループット化を実現するHPLCです。専用ステージチップ「Evotip」を用いてキャリーオーバーなくサンプルを直接注入し、MSとカラムの汚れを最小限に抑制します。
その他にカラムやエミッターなど新製品、自動化システム「PAL RTC」、「CHEMSPEED」など紹介予定
■ブース番号:45

17日12:00~ ランチョンセミナー開催

前半:ハイスループットプロテオミクスを可能にするEVOSEP ONEの紹介およびその応用
後半:メタボロミクスとAI解析(Artificial Intelligence)

近年、質量分析装置の向上や解析ソフトウェアの向上により、大量の検体を迅速に解析することができるハイスループットオミックスが可能になってきました。
プロテオミクスとメタボロミクスは質量分析装置を利用しますが、これらハイスループット化が可能になったことで多くの生体検体(臨床、動物)を解析することが可能となり、解析されたデータから疾患メカニズムやバイオマーカー、創薬ターゲットを特定できるDiscoveryBioinformaticsも開発されてきました。本ランチョンセミナーでは2部に分けて最新のプロテオミクス、メタボロミクスをご紹介いたします。

開催日:5月17日(水)12:00~
会場:C会場(10階会議室 1009)
講演者:板東 泰彦(エーエムアール株式会社)、Prof. Jacques Corbeil(Laval 大学(カナダ))
参加方法:当日整理券を配布予定
配布場所:12F特別会議場ホワイエ前
17日(水)の9:15以降に指定配布場所および当社ブールにて配布予定です。※定員に限りがございます。状況により当日参加を締め切らせていただく場合がございますので予めご了承くださいませ。

ハイスループットプロテオミクスを可能にするEVOSEP ONEの紹介およびその応用
講演者:エーエムアール株式会社 板東泰彦
EVOSEP ONEはハイスループットプロテオミクスに対応して設計された唯一のナノHPLCでハイスループットに必須のスピード、堅牢性、再現性を兼ね備えています。これらが高分解能、高速スキャンスピード、イオンモビリティ分離、DIAモード測定が可能な質量分析装置、及び複雑なDIAデータを解析するDIA-NNソフトウェアを兼ね備えるプラットフォームに組み入れることでハイスループットプロテオミクスが可能になりますこのハイスループラットフォームおよび、その応用でどのようなことが基礎生物学、臨床医学、創薬で可能になってきたかを紹介いたします。

メタボロミクスとAI解析(Artificial Intelligence)
講演者:Laval 大学(カナダ)Prof. Jacques Corbeil
メタボロミクスは疾患に最も近いフェノタイプとして臨床応用されています。質量分析と同じようにLC/MSの技術向上に伴い多くの臨床検体を測定することが可能になってきました。メタボロミクスはプロテオームと異なりデータベースにない代謝物が多く存在しておりいますが、近年スペクトルを含めた臨床データをAI解析することが可能になってきました。この分野の第一人者であるカナダのケベック州にあるLaval大学の教授であるJacques Corbeil教授をお招きし、最新のメタボロミクスとAI解析、およびその臨床応用についてご紹介いただきます。