【RTC-PAL】ツール取り外し方法

【RTC-PAL ツール取り外し方法】
「PAL Sample Controlで自動的に交換が行えない」または「「ハンディーターミナルの操作によってツールの交換や取り外しが行えない状態」の際に手動でツールを取り外す時に本操作を行います。
必要な工具
・T20(トルクスドライバー20)
・T10(トルクスドライバー10)
事前準備
・PALのハンディーターミナルのオプションからShutdownを選択し、
Shutdown処理完了後、PAL本体の電源を落とします。
取り外し手順
1.Z軸カバー背面のネジをT20を使用して取り外します。
(必要に応じて作業の行いやすい場所へZ軸を移動させてください。)
2.Z軸カバーを上方向へ外します。
(中の基板を傷つける可能性があるため、可能な限り垂直に引き抜いてください。)
3.カバーを取り外し後、前面部の金属カバーをT10を使用してネジを取り外します。
左側の写真の取り外すネジがある部分を拡大した写真が右側になります。
4.両側面のカバーの先端を外側に引き、カバーのバーから外れたことを確認できましたら
正面側へ引き、カバーを取り外します。
5.金属カバーを取り外し後は下写真のようになります。
6.ブロックを上方向へ50mm程度移動させます。
ブロックを移動させた後は右写真のようになります。
7.持ち上げたブロックの下にプランジャーを持ち上げているカップリングがあります。
それを上方向へ押すとプランジャーが外れます。
(写真の親指が当たっている部分がカップリングになります。)
8.プランジャーが外れた後はツールを手で支えます。
9.ツールを手で支えつつ、持ち上げていない方のブロック
(ニードルガイドを支えているブロック)を下に押します。
ブロックを押してツールが外れた後はツールを下へ引いて取り外します。
10.上に上がっているブロックを下へ押し、元の位置戻します。
11.取り外したそれぞれのカバーを取り付け、ネジを締めることで完了となります。
以上。
2016/4/7
飯田