エーエムアール株式会社
社員インタビュー

風通しのよい環境で、お客さまのために働ける喜びを味わう

分析機器の販売業務からシステムの最適化や研究ソリューションのご提案まで、
幅広く事業を展開するエーエムアール株式会社。
顧客に寄り添うトータルサービスを強みとする同社ではし、
多様なバックグラウンドを持つ社員がそれぞれの特性を生かしながら働いています。

  • 塩田 晃久 氏

    マーケティング&セールス
    取締役

  • 森本 佳奈 氏

    アプリケーションケミスト

  • 正司 隆弘 氏

    カスタマーサポート マネージャー
    (サービスエンジニア)

意見が言いやすく、
多様なバックグラウンドの社員が集う

― 皆さまの業務について簡単に説明をお願いいたします。

正司 私はカスタマーサポート部門でマネージャーとして働いています。入社してまもなく12年、一貫してサービスエンジニアとして勤務し、社内作業とお客さまのところに訪問して作業する業務を続けてきました。

森本 私は入社2年目です。お客さまの要望を伺ってそれに合った製品を提案したり、お客さまのご不便やお悩みに対応したりする業務を担当しています。

塩田 マーケティング&セールスの取締役として各部門のマネジメントを担当しています。2006年入社ですから今年で15年目ですね。

― 正司さんと森本さんの入社の経緯を教えていただけますか?

森本 私はもともとメーカーで化学系の研究職として働いていました。そこでは基礎分野の研究をしていたので、自分の仕事が感謝されたりすることがあまりありませんでした。そこで、自分の経験や知識を生かしながら、よりたくさんお客さまと交流したり貢献したりできる仕事をしたいと思い、エーエムアールに応募しました。採用面接で感じた風通しのよさそうな雰囲気が入社の決め手になりましたね。面接官に技術部門だけでなく営業部門の方もいて、会社の全体像がよくわかった点も好印象でした。

塩田 会社全体がひとつのチームのように業務にあたるので、当該部門以外の人間も面接に参加するようにしています。

正司 私は、以前は愛知県の会社で派遣社員として半導体の研究開発を担当していたのですが、化学系の仕事がしたかったのと東京で働きたかったので、派遣契約が切れたタイミングでエージェントに紹介してもらったのが入社の経緯です。大きな会社だと縦割りで業務範囲も限られていますが、エーエムアールではある程度幅広くやりたい仕事ができる点に魅力を感じています。

森本 面接時に感じていた風通しのよさは予想どおりでしたし、私のように入社したての社員でも意見を言いやすい会社です。いろいろな知識を持っている方がいて、わからないことも聞きやすい雰囲気なので、仕事はとてもやりやすいですね。

やりがいを感じながら
スキルを伸ばせる点が魅力

― おふたりにとって仕事の醍醐味はどんなことでしょう?

正司 エーエムアールでは、海外の商品を多く取り扱っています。海外と日本とは品質の規格が異なる場合が多く、品質管理が厳しい日本の考え方と欧州メーカーの考え方の差異を埋める必要があります。お客さまの要望に合わせて機械を調整したりメーカーと交渉したりしながら、その差異を埋めてお客さまに満足していただくのがサービスエンジニアの醍醐味だと感じています。

塩田 海外ではできたばかりの最新技術をすぐに製品に反映することも多いので、日本の大学や企業が求めるクオリティに至らない場合が多いのです。そのギャップを埋めるためには、お客さまとコミュニケーションをとって調整を図るサービスエンジニアの役割がとても大切になってきます。

森本 私は、お客さまがどんなものを求めていて、どんな使い方をしたいのかをきちんとヒアリングし、要望に沿った製品や使い方を提案するのが難しいところであり面白いところだと思っています。自分の提案をお客さまから評価していただけたときには、大きなやりがいを感じますね。

塩田 森本が担当しているのは実験の自動化ロボットなので、プログラミング次第で使い勝手が大きく変わります。そのため、化学と機械両方からのアプローチが必要となるのです。彼女はまだ入社2年目ですが、入社して比較的すぐにスイスのメーカーにトレーニングに行ってもらったんですよ。

― 森本さんは英語が堪能だったんですか?

森本 それがまだ勉強中で(笑)。初めてスイスに行ったときにはほとんど喋れないくらいの状況でした。でも英会話にそこまで抵抗感がなかったのと、日常的に英語を使ってやりとりする環境だったので、業務経験を重ねるうちに少しずつ慣れることができました。

正司 私も英語はそれほど得意というわけではないのですが、お互い技術者なので、技術的な話は伝わりやすいということはあるかもしれませんね。逆に、流暢に英語を使える人でも化学や電気の知識がなければ難しい場面もあると思います。

― エーエムアール社ならではの強みについてお聞かせください。

正司 機械の販売だけではなくてサポートまで含めて対応できる点ですね。「売りました」「買いました」だけではなく、メンテナンスまで含めたトータルサービスが強みだと思います。その強みを十分発揮するためにも、お客さまから相談していただきやすい関係性の構築を心がけています。

森本 会社のなかにさまざまなバックグラウンドを持っている人がいるので、知識と経験を生かした高い技術力を提供できる点も特長だと思います。私が担当している製品はかなり大きくて複雑なロボットなので、通常はスイスからメーカーの技術者が来日して納品作業を行います。でもコロナ禍ではそういうわけにはいかないので、我々だけで納品作業を行っています。それも当社の強みを発揮できた事例だと思います。

塩田 コロナ禍で働き方も大きく変わりました。もともとテレワークの仕組み自体はあったのですが、活用する事例はほとんどありませんでした。それが今は各自の都合に合わせて在宅勤務。残業もかなり減りました。

可能性は無限大。
新しいことにチャレンジする気持ちが大切

― 今後の目標をお聞かせください。

正司 健康でいることです…と言うと冗談かと思われるかもしれませんが、お客さまのところでメンテナンスのために重量のある機械を動かすこともある仕事なので、意外と身体が資本なんですよ。それから、柔軟な頭を持ち続けること。経験が増えれば増えるほど、思考がこり固まってしまい、新しい機械や考え方についていけなくなってしまいますからね。健康と頭の柔軟性を保ちつつ、いつまでもお客さまとよい関係を続けられるように努めたいと思います。

森本 商社というユーザーとメーカーを仲立ちする立ち位置ではありますが、トラブルの解決をメーカーに丸投げするのではなく、自分の頭で解決策を考えられるように知識と経験を積んでいきたいです。担当外の製品知識も足りていないので、他の製品の担当者とコラボレーションできるくらい幅広い視野を持ちたいですし、海外とやり取りすることも多いので、英語力ももっと高めていきたいですね。

入社を希望される方にひとこと

森本 エーエムアールのお客さまは、それぞれが異なる要望や悩みをお持ちなので、型にはまらない考え方を持ちつつ、新しい製品や新しい分野に臆さずチャレンジできることが大切だと思います。

正司 マニュアルに頼るだけではなく「どうやったら解決できるんだろう」という考え方を大切にしています。新しい技術もどんどん生まれてきますから、常に新しい知識を吸収し、新たな経験を積もうという意欲を持った人と一緒に働きたいですね。

塩田 エーエムアールは輸入商社である一方、メーカーとしての側面も持っています。今後はさまざまな企業とのコラボレーションを増やしつつ、自社製品や日本の技術を海外に広めていきたいと思っています。可能性は無限にあり、やりがいのある仕事だと自負していますので、多くの有望な方と出会えることを期待しています。

COMPANY

エーエムアール株式会社
AMR, Inc.

  • 事業概要   
    超高耐圧ナノフローHPLC/MSシステム、CTC PALオートサンプラー、
    DARTイオン源やChemspeed自動化ロボットプラットフォーム等の販売、
    また、最先端の研究・分析機器の提供と共に、システムを最適化するインターフェースの開発や、
    前処理から解析までを含むさまざまな研究ソリューションのご提案・サポート
  • 本社所在地  
    〒152-0031 東京都目黒区中根2丁目13-18 文保堂ビル
  • 設立     
    1986年(昭和61年)3月14日
  • URL      
    https://www.amr-inc.co.jp/