東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座 消化器外科学分野 肝胆膵外科 教授 海野 倫明先生・助教 小野川 徹先生
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背景
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インタビュー
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 聞き手: エーエムアール取締役 板東 泰彦 |
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板東: 今回第一回となるインタビューですが、ユーザーの方々が我々のプラットフォームを利用してどういったご研究をしているか、ということをHP上でどんどん発信していければと考えております。通常外科の先生方なんかはなかなかお会いしてお話をゆっくり伺うということも難しいのですが、本日は有難うございます。
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 海野 倫明 教授 |
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海野先生: このようなこと(プロテオミクス解析など)をやりたいと考えていても具体的にどうやれば良いのか分からない、けれども興味がある、という方は結構いらっしゃると思います。そういった方々にどんどん門戸を開くことが出来るように、我々も外科が取り組んだ一例として貢献できればと考えています。 |
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 小野川 徹 助教 |
小野川先生: 海野先生も今回(第22回日本肝胆膵外科学会・学術集会会長の)会長もやられたお立場から、この研究手法についてコメントをいただければと思いますがいかがでしょうか。 |
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海野先生: どこの外科の教室もホルマリンブロックというのは何千個、何万個と持っていて、我々は「宝の山だ」と言っているんですが、まさかこういう(FFPEからの)プロテオミクスがそれで出来るとは想像していなかったので、この手法は特に外科学の研究が飛躍的に進むチャンスだと思っているんですよ。 珍しい病気も解析することできますし、いわゆる予後情報が全てアーカイブされたものを使うということは研究の進行が早く、またこういった研究を生物学の先生方とは違った観点で外科がやる、というのは非常に意味があるんじゃないかと考えております。 |
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板東: 先生方がこういう研究をされる際にまず、術後の予後の指針というか方針を指標にできるようなマーカーなり結果というのは非常に重要になるわけですよね 。 |
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海野先生:
重要ですね。今までは切除した標本を顕微鏡で見て、これは予後が「良い」「悪い」と経験的に判断してきただけで、もしそれがある特定のタンパクによって判断できるようになればそれは素晴らしいことだと思います。
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板東:
単純にとってきた組織のなかで、あるタンパクが検出できるだけで予後検知に貢献できる、という面でも意義があるのでしょうか。
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海野先生:
あると思います。もちろんそれが「何か」というのもこれから研究を進めていく大事なポイントで、バイオマーカーにも様々あると思うのですが、例えば手術をして予後が良い・悪いというマーカーも非常に大事ですよね。
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